ユーゴー、福岡空港がAI警備ロボット「ugo Pro」実証 国内線・国際線で巡回・異常検知

ユーゴー、福岡空港がAI警備ロボット「ugo Pro」実証 国内線・国際線で巡回・異常検知

ugo(ユーゴー、東京・千代田区)は8月25日、福岡国際空港(福岡市)が管理・運営する福岡空港の国内線と国際線の旅客ターミナルビルで、AI(人工知能)警備ロボット「ugo Pro(ユーゴー・プロ)」を活用した次世代警備システムの実証実験を実施していると発表した。国際線では警備会社のにしけい(同)、国内線では建物総合管理のファビルス(同)が、ロボットを運用し、巡回警備や異常検知の有効性を検証する。

実証では、不審行動などの異常情報を共有し、周辺を巡回する「ugo Pro」がリアルタイム映像を送信することで、異常発生時の状況把握と初動対応を支援する。また、「ugo Pro」が定時・不定期に館内を自動巡回し、監視の死角になりやすいエリアを把握する。加えて、混雑検知の情報をもとに、ロボットによる案内や注意喚起を行うほか、閉館後や警備員の巡回が手薄になる夜間帯の自動巡回警備も検証する。

国際線では6月から、AI映像解析システムと「ugo Pro」を連携させた実証実験を開始した。国内線でも同様に「ugo Pro」を活用し、広大化・高密度化する施設で警備業務の質を向上できるかを調べる。

福岡空港の国際線旅客ターミナルビルは2025年3月のグランドオープンに伴い、延べ床面積が従来の約2倍となる約13万2000平方メートルに拡張した。商業エリアの拡大やインバウンド需要で旅客数が増加しており、広い館内の死角のカバーと混雑時の安全確保が課題となっていた。

同空港では課題解決に向け、実証を通じてロボットの有用性を確かめる。ユーゴーは今後、両ターミナルでの実証結果を踏まえ、対象エリアの拡大や機能拡張を検討する。