ギークプラス、国際物流総合展に出展、バージョンアップしたAGVなど展示

ギークプラスのブース(イメージ)

物流ロボット開発のギークプラス(東京・渋谷区)は9月4日、東京ビッグサイト(東京・江東区)で開催する「国際物流総合展 INNOVATION EXPO」(9月13日~15日)に出展すると発表した。

ブースでは、AGV(無人搬送車)「PopPick」をバージョンアップし展示する。ムダな動きを極限まで排除し、クレーンの動きを早くし、コンテナの入出荷速度の向上を実現したほか、倉庫の高さを有効活用し、防火シャッター直下を通過できる高さ(3.9m)で稼働できる。さらに、部品改良で故障しにくい構造にすることで、短時間でのメンテナンスを可能にした。既に複数件導入されており、日本でも2023年末に300台以上の稼働が決まっている。

そのほか、「ウォークスルー型RFIDゲート」も出展する。商品が入った保管棚をAGVが持ち上げ、RFIDリーダーを配置したウォークスルー型RFIDゲートに搬送、ゲート内でAGVが回転することで読み取り、精度を担保する。システムによる完全無人化で人員数や作業時間帯に左右されずに棚卸業務を実施することができるという。ギークプラスでは、東芝テックと共同で、自社拠点「相模原LaaSセンター」にギークプラスのAGVを活用したRFID自動棚卸しソリューションとして導入している。