筑波大学発のAI(人工知能)ロボベンチャーのCloser(クローサー、茨城・つくば市)は9月26日、東京ビッグサイト(東京・江東区)で開催する日本包装機械工業会主催の「JAPAN PACK2023 日本包装産業展」(10月3日~6日)を出展すると発表した。
包装箱詰めロボット「PickPacker(ピックパッカー)」や、新製品の小型パレタイジングロボット「Palletizy(パレタイジー)」などを展示する。
「PickPacker」は、食品の包装・箱詰め作業などで製品をつかんで置く動作で生産ラインを自動化するAIロボット。不定形バラ積みピッキング、包装機へ設置、トレー投入、カップ投入、コンベア設置などに対応。既存ラインを改修せず導入が可能なほか、設置工事が不要で移動可能なため、時間帯などで設置ラインが変更できる。
「Palletizy」は、段ボールの積み付け作業をコンパクトに自動化する小型パレタイジングロボット。独自技術で小型化を実現しており、移動式で既存スペースに設置と導入できる。