ユニック(東京・杉並区)は10月2日、リモコン式電動草刈り機「UNIMOWERS(ユニモアーズ)」が、東京都のトライアル発注認定制度で、対象商品に認定されたと発表した。
東京都の「新商品等の生産・提供により新たな事業分野の開拓を図る者」で、同社と「UNIMOWERS」が認定された。制度は認定を受けることで、東京都がホームページなどで広くPRするほか、認定期間中は、都の機関が競争入札によらない随意契約での購入・借り入れ、認定商品の一部を東京都の機関が試験的に購入し評価することなどが実施される。
「UNIMOWERS」は、ラジコンを使った簡単な操作で、100mの遠隔操作が可能な草刈り機。全電動のため騒音も小さく、草丈1m以上の草刈りが可能で、独自のクローラーベルトで安定性が高く、45度の傾斜地でも使用できる。都ではこうした新規性と技術を評価した。同社では、認定を通じて、草刈り作業の課題に直面する人たちへの認知、導入を見込んでいる。