VFRとプロドローン、レーザー測量向けドローン「PD4B-M」の量産開始

VFRとプロドローンがレーザー測量向けドローン「PD4B-M」を量産化

VFR(名古屋市)は10月10日、プロドローン(名古屋市)と共同で、レーザー測量向けドローン「PD4B-M」の量産を開始したと発表した。

「PD4B-M」は、プロドローンが開発したレーザー測量機の搭載が可能な産業用ドローン。高出力モーターと大径プロペラの組み合わせで最大10kgのペイロードを実現した。精細なデータ取得が求められる測量業務などでの用途を見込む。2社は10月下旬から量産を順次進め、市場に機体の提供を開始する。

VFRは、ドローンの開発支援から調達、製造受託、販売、保守まで行うPC製造・販売で知られるVAIOの子会社。これまで多くのドローン量産化プロジェクトを手掛けている。一方、プロドローンは、物流、測量、点検など向けの産業用ドローンを開発・製造する。同社では、PD4B-Mを、昨年の発表以来、各地で実証実験を重ね、飛行性能の向上に取り組んできた。