OrLinK、TUSKROBOTSの自動搬送ロボットの取り扱い開始

TUSKROBOTSの自動搬送ロボット

OrLinK(福岡県福岡市)は30日、TUSKROBOTSのAMR(自動走行搬送ロボット)やAGV(無人搬送車)といった自動搬送ロボットの国内での取り扱いを開始したと発表した。

従来のAMRやAGVでは難しかった物流作業の効率化やスペース活用が行える自動搬送ロボット。パレット架台のような設備設置や特別な運搬ツールを必要とせず、直接パレットを運ぶことができる。パレットジャックやフォークリフトのような装置の使用も不要。AGVでは自らパレットを持ち上げ運搬する。

センシング技術で、無人フォークリフト(AGF)よりも狭い作業スペースや狭い通路での運行がで可能。従来の無人フォークリフトでは到達できなかった場所や制約のある作業環境でも、スムーズに走行し、必要な場所でスピン(回転)することができる。OrLinKのWCS(倉庫制御システム)を使うことで、ほかのロボットやマテハン機器などと連動も行える。これまで倉庫・物流、小売り、バッテリー製造、自動車部品製造、飲料、医薬品などの分野で導入されている。