ブルーイノベーションは1月30日、複数の掃除ロボットを遠隔で一元管理・制御可能なアプリケーション「BEPクリーン」を外部システム連携できるAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)「BEPクリーン|API」の提供を開始したと発表した。
「BEPクリーン」は、ビルの設備システム・アプリケーションなどと清掃ロボットを連携できるオフィス自動清掃サービス。「BEPクリーン|API」は、同サービスと、会議室予約などを制御するビル管理システムや、ほかの業務ロボットと連携できるAPIで、すでにアイロボットのロボット掃除機「ルンバ」と連携したトライアルサービスを開始した。
同社では、「BEPクリーン|API」を広く提供することで、ルンバなどの掃除ロボットが、ビル管理システムなどと連携し、人の手を介さずに建物内をシームレスに移動しながらの自動清掃できるようにした。
APIは、ビル管理システムや業務アプリケーションなどを提供するシステムインテグレーターに提供を予定。APIを活用してもらい、オフィスを始めとした清掃業務の負担軽減や、人が立ち入りづらいエリアの環境維持などを実現する新サービス開発につなげるとしている。