ACSL、WCO-UPUカンファレンスでレベル4飛行成功ドローンなど展示

鷲谷 聡之・ACSL代表取締役CEO(左)、目時政彦・UPU事務局長

ACSL(東京都江戸川区)は6月15日、「WCO(世界税関機構)-UPU(万国郵便連合) Global Conference」(6月6日~8日に東京都で開催)で、日本初のレベル4飛行を成功させたドローン「PF2-CAT3」と、日本郵便と開発中の新たな物流専用ドローンを紹介したと発表した。

カンファレンスは、2022年5月に署名された新しいWCO-UPU協力協定に基づき、両機関の協力を強化するため開催。世界各国の関係者が集まった。ACSLは、1月にドローン関連企業では世界で初めてUPUの諮問委員会に加盟。その後も郵便業務理事会のレセプションを主催するなどの活動を行っている。今回、WCOとUPUの関係者が一堂に会するカンファレンスに自社のドローンを展示。30か国以上の国の関係者に、郵便・物流サービスへのドローンの活用について紹介した。

WCOは、各国の税関制度の調和・統一と国際協力を推進し、国際貿易の発展に貢献することを目的に、1952年に設立された国際機関。一方、UPUは、192か国の加盟国を持ち、郵便業務の効果的運営で諸国民の通信連絡を増進し、文化、社会、経済分野での国際協力を目的とする国連専門機関となっている。