中国ロボットメーカーのプードゥーロボティクスの日本法人、プードゥーロボティクス・ジャパンは2月13日、ネコ型配膳ロボット「BellaBot(ベラボット)工業用バージョン」のグローバル販売を開始すると発表した。
「BellaBot工業用バージョン」は、レストランなどで広く導入されているネコ型配膳ロボット「BellaBot」を工場や倉庫などでの使用を想定しカスタマイズしたロボット。「BellaBot」を、トレイサイズ、トレイ数、積載量などを工場や倉庫での利用向けにカスタマイズした。
プードゥーでは、「工業用バージョン」を、これまで日本国内のみで販売していたが、工場や倉庫内での搬送のニーズに受け、東南アジアでも販売を始めている。今回、日本だけではなく、世界各国の工場や倉庫の多くで、従業員の作業負担が大きく人員不足も問題となっているとみて、2024年内をメドに世界の他地域での販売も開始することにした。同社では、工場や倉庫を中心に、幅広いシーンでの利用を見込み、グローバル市場での販路拡大を進めるとしている。