産業用AI(人工知能)ロボット開発を行うコラボ(川崎市)は2月21日、独自の自律型AIとビジュアルサーボとセンシングサーボを組み合わせた自律制御ロボット「AI Servo Robot System(AIサーボロボットシステム)」を本格リリースしたと発表した。
「AIサーボロボットシステム」は、工場などの組み立て工程を自動化するロボットシステム。AIビジュアルサーボとAIセンシングサーボによって、高精度で繊細な動作に対応する。ロボットのティーチングやカメラキャリブレーションは不要。システムを導入することで、工場で人の目や手作業でしか対応できなかった組立工程の完全自動化が可能になるという。
ロボットのAIビジュアルサーボは、視覚情報を基に誤差を調整し、0.1mm以下の絶対精度でロボット動作を生成する。一方、AIセンシングサーボでは、力覚情報を基にティーチングなしで高精度な組み立て制御ができる。
コラボは、独自の自律制御ロボットシステム「AIサーボロボットシステム」の開発・販売を行うスタートアップ。画像認識、センサー、ロボット、AI技術を組み合わせた研究開発から直販営業まで、一気通貫でAIロボットを顧客に提供する。