GMOグローバルサイン・HD、ドローンやロボットの動作ログをAI解析する実証実験

GMOグローバルサイン・ホールディングス(HD)は3月15日、ロボティクスとドローンでAI(人工知能)を活用した動作ログ解析の実証実験を、4月から開始すると発表した。

0315gmogs2 - GMOグローバルサイン・HD、ドローンやロボットの動作ログをAI解析する実証実験
ロボット・ドローン動作ログのAI解析イメージ

実証では、クラウド上でのロボットとドローンの包括的な動作ログ収集とAIによる解析を行う。具体的には、ドローン関連企業の技術連携を目指すプラットフォーム「ドローンオープンプラットフォームProject」に参画。空中ドローンが飛行中にセンサーなどから収集したログデータを解析し、ドローンの故障リスク予測などを行う。

対象機種は、陸上ドローン(ローバー)、自動走行ロボット、水中・水上ドローンにも広げる。最終的には、ドローン以外のロボットでもログの収集・解析を行う計画。

将来的には分析結果を、ロボットやドローンメーカーと、顧客サポートと品質改良、物流・製造・設備点検サービス事業者と、故障・動作不良予測やセキュリティリスクの発見、損害保険会社とは、故障に伴う直接的な物理的損害に対する保険料率算定の精度向上と企業の事業リスクをカバーする保険商品の企画などの利用で提供してく考え。