海外のサービスロボットを取り扱う専門商社のハロハスロボティクス(東京・千代田)は4月16日、サービスロボット導入支援やロボットを中心としたDX(デジタルトランスフォーメーション)のコンサルティングを行うロボットコンサル事業を開始すると発表した。
ロボットコンサル事業は、顧客企業のロボット導入や運用の課題や展望に沿って、導入事業者に最適なサービスや仕組みづくりを支援する。
同社によると、サービスロボット導入では、導入を希望する企業の事業に対し、正しい運用のための事前準備に、どのタイプのロボットが適切なのか、操作方法を正しく把握できるかなどの専門知識、運用開始後も適切なメンテナンスや事業展開に応じたロボットの入れ替えなどアフターフォローが必要と説明。
さらに、ロボット同士のネットワークによる情報の取得と集積や、集積されたデータをバックオフィスで活用することでの事業の発展などへの取り組みも求められるという。こうした考えから、今回、ロボットコンサル事業を始めることにした。
同社では、サービスロボット研究所事業も併行して運用する。サービスロボット研究所では、市場や開発現場へのフィードバックを目的に、ロボットコンサル事業で浮き彫りになった様々な課題解決やロボット運用や新規開発などの知見を役立てるとしている。