エクセディ、菊池製作所からイームズロボティクスの株式の一部取得

エクセディは4月25日、菊池製作所が保有する連結子会社のイームズロボティクス（EAMS、福島・南相馬市）の株式の一部取得すると発表した。

エクセディは、今回の株式取得で、生産・開発を手掛けるドローン用の推進力システムや、自動車部品で培ったグローバルリソースと、EAMSが持つドローン機体開発の技術や業界のネットワークを活用で連携し、共に事業の成長を加速する考え。

同社は、1923年に創業。自動車駆動系部品を中心に製品とサービスを提供する。約10年前から電動製品の技術開発を進めており、ドローン向けモータにも取り組む。また、自動車向け駆動系部品の開発・製造で培った技術を生かし、モーター、プロペラ、ESCの推進力システムを自社で開発。プロペラは2023年から国内で量産を開始している。

菊池製作所は、エクセディが掲げるドローン事業の基本方針に賛同し、同社のグローバルリソースと強みが、最速でEAMSを成長させることができると判断。株式を譲渡することにした。今後も、EAAMSの売上高の拡大、収益力の向上、開発力の強化、事業の安定化で、同社と連携するとしている。