ヤマタネ、エアロネクストに出資、ドローン事業を将来の収益源に育成

ヤマタネは4月30日、エアロネクストに出資したと発表した。ドローンを物流事業で今後の成長分野と見込み、協業で将来的なシナジーが創出できると判断した。

今回の出資で、ヤマタネはエアロネクストと連携し、ヤマタネの持つ物流事業などのノウハウやネットワーク、エアロネクストのドローン技術やサービスを組み合わせ、社会インフラの構築や社会課題の解決の取り組みを加速する。

0430yamatane2 - ヤマタネ、エアロネクストに出資、ドローン事業を将来の収益源に育成
エアロネクストのドローン

ヤマタネは、事業の基本戦略で、物流・食品・情報・不動産の既存事業を「コア事業領域」、コア事業領域の中で新たに取り組む領域を「チャレンジ領域」と位置づけ、将来の収益源育成を図り、今後に成長が見込まれる分野の参入を図っている。エアロネクストへの出資は、その一環となる。

エアロネクストは、産業用ドローンの技術開発と特許化、ライセンスビジネスを行うほか、戦略子会社のネクストデリバリーを通じて、ドローン配送サービスの社会実装、事業化にも主体的に取り組んでいる。