ニューイノベーションズ、全自動かき氷ロボット開発、第一弾でプロントが導入

Kakigori Maker
Kakigori Maker

ニューイノベーションズ(東京・江東区)は6月17日、かき氷機と自動連係した全自動調理ロボット「Kakigori Maker(カキゴオリメーカー)」を提供開始すると発表した。プロントコーポレーションが導入を決めており、店舗で運用を開始する。

「Kakigori Maker」は、氷の盛り加減を画像システムでリアルタイムに制御することで、気温や湿度、氷の密度などに左右されることなく、一定の盛り具合でかき氷を作ることが可能なロボット。かき氷の調理過程を自動化し、均質化された商品提供と調理時間を削減できる。

ニューイノベーションズによると、かき氷の調理過程では氷を削る時間が大半を占め、削っている間に別の作業をすることができず、かき氷専門店を始めとする、量産が求められる店舗では業務効率化が難しかった。また、手作業で行うため、人によって氷の盛り方にばらつきが出てしまい、商品の質を平準化できなかった。「Kakigori Maker」は、こうした課題を解決できるという。

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「和カフェ Tsumugi 氷室 南町田グランベリーパーク店」(2023年度)

ロボット導入の第一弾となるプロントコーポレーションでは、7月6日にオープンする期間限定カフェ「和カフェ Tsumugi 氷室 南町田グランベリーパーク店」(東京・町田市)で運用を開始する。ロボットの活用で、商品品質の安定や業務効率化、調理トレーニングの時間短縮につなげ、顧客サービス向上を図る。