ギークプラス、アイオイと、AGVとPPS組み合わせたGTPソリューション開始

ギークプラス、アイオイ・システムとAGVとPPS組み合わせたGTPソリューション開始

ギークプラス(東京・渋谷区)は6月27日、ロジスティクスシステム開発のアイオイ・システム(東京・品川区)と、AGV(無人搬送車)とプロジェクションピッキングシステム(PPS)を組み合わせたGTP(グッズ・トゥ・パーソン)ソリューションの提供を開始したと発表した。

ソリューションで導入した「PPS」は、画像認識やセンサー認識技術を利用した映像投影を使ったピッキング・仕分け作業支援システム。プロジェクターを利用して、画像、動画、音声などで理解しやすい作業指示を出す。作業ミスを物理的に防止する「ポカヨケ」機能も搭載する。

0627geekplus2 - ギークプラス、アイオイと、AGVとPPS組み合わせたGTPソリューション開始
作業ステーションのイメージ

具体的には、AGVが作業ステーションに商品棚を運び、PPSが商品棚から取るべき間口を光らせ、作業者に情報を投影。作業者はPPSの指示通りピッキングを行う。商品のピッキングが終わった棚はAGVが自動的にステーションから退避し、隣で待機する次の棚でピッキングを開始する仕組み。PPSはセンサー機能を搭載しており、作業ミスをすると音と光で警告する。

0627geekplus3 - ギークプラス、アイオイと、AGVとPPS組み合わせたGTPソリューション開始
SBS三愛ロジスティクスの一宮倉庫でステーションまで棚を運ぶギークプラスのAGV
0627geekplus4 - ギークプラス、アイオイと、AGVとPPS組み合わせたGTPソリューション開始

SBS三愛ロジスティクスの一宮倉庫でピッキングする棚間口を照らすアイオイのPPS

第一弾として、SBS三愛ロジスティクスが、一宮倉庫(愛知・一宮市)に導入。2023年9月から稼働を開始している。