オリオンスターロボ、サービスロボット「LuckiBot Plus」を機能強化

サービスロボット「LuckiBot Plus」
サービスロボット「LuckiBot Plus」

中国ロボットメーカーのオリオンスターロボティックスは7月11日、サービスロボット「LuckiBot Plus(ラッキーボット・プラス)」で発売後の実証実験を行い、機能を強化したと発表した。

実証実験は大型商業施設で実施。広大な売り場の面積や多種多様な製品、複雑なエリア区分の施設で、ロボットが店内を巡回しながら広告を表示し、顧客の質問に答え、ナビゲーションを提供し、施設運営者や顧客から好評だったという。

オリオンスターでは、実証実験で得た課題からソフトウエアとハードウエアを改良。ソフトは、日本語ROMを全面的にアップグレードして、操作性と音声応答の流ちょうさを向上させた。ハードでは、ロボットの背面にある背ろうを三段階に設置し、サイズを拡大。荷物の運搬能力の向上と、取り出しやすさを改善した。

同社は、売り場でのサービスや販売の補助で、ロボットの活用は今後ますます重要になるとみており、機能強化した「LuckiBot Plus」を、店舗運営の効率化と顧客満足度の向上が図れるロボットとして販売を強化する。