トルビズオンは7月25日、ソラトチ、キャンプ場の「FUNAYAMA MOUNTAIN(フナヤママウンテン)」と、佐賀県多久市で、大型物流ドローン「DJI FlyCart30」を使用した食料配送サービスの実験を実施したと発表した。
実験は、7月13日に、佐賀県多久市の「FUNAYAMA MOUNTAIN」で実施。「DJI FlyCart30」を使用し、食料を搬送した。「FUNAYAMA MOUNTAIN」は多久市の西部に位置する船山の中腹、海抜約450mにあるキャンプ場で、当日はあいにくの雨だったにもかかわらず、ドローンは安定した飛行を実現した。
キャンプ場のオープニングデーに来ていた関係者は、山の中腹に位置するキャンプ場に、ドローンで飲料水と食料が運ばれてくる様子に驚きの声をあげた。
トルビズオンでは、天候を問わないドローン配送サービスの実用性の確認を目的に実験を行った。同社では、キャンプ場などの観光地が被災した場合に、緊急時の物資搬送手段としてドローンが活用できる可能性も示せたとしている。
トルビズオン、ソラトチ、FUNAYAMA MOUNTAINでは今後、今回の配送を基にドローン配送の事業化を検討する。