ラピュタロボティクスは8月1日、アルプス物流が、2025年春に自在型自動倉庫「ラピュタASRS」を千葉県内の拠点に導入すると発表した。
アルプス物流は、労働人口の減少による人員不足などの対策で、自動化ソリューションを活用に早くから着手。ロボットマテハンを活用した省力化や省力化、時間短縮に取り組んでいる。
こうした中、ラピュタの「ラピュタASRS」が既存、新規の倉庫を問わず導入可能な点や、移転や物量に応じた対応が可能な柔軟性、保管効率と生産性の高さを評価し採用を決めた。
「ラピュタASRS」は、FRP(強化ガラス繊維プラスチック)のモジュラー構造で拡張柔軟性のある構造体を採用した自動倉庫システム。ビジネスの状況に合わせて簡単に増減床ができる。一般的なマニュアルピッキングに比べ最大で10倍の生産性と2.5倍の保管効率を実現した。AI(人工知能)や自動バッテリー交換システムを搭載しており、免振設計で堅牢性も確保した。