ITコンサルティングのtakamari(タカマリ、札幌市)は8月28日、手書きロボットを使った「自動手書き筆跡複写サービス」の提供をを8月26日じから開始したと発表した。
「自動手書き筆跡複写サービス」は、手書き原稿をデータ化し、自動手書きロボットで手書きすることで筆跡をそのまま再現できる。一度データ化をすれば、何枚でも複製が可能で、文字のサイズ変更、再配置も自由にできる。ペン種の変更で様々な質感を出せすことも可能。厚さ5mm程度までで平面に置ける媒体であれば書き込むことができる。
タカマリでは「アイドルグッズの直筆サイン」「経営者から直筆のDM」「料理長の手書きメニュー」「店長からの手書きサンクスレター」といった利用を見込む。手間のかかる作業が、原稿の筆跡をデータ化によりロボットでの大量複写しながら、手書きの個性や特徴を保ち効率的に手書きのプレミア感を演出できるとしている。
利用には、文字製作費と印字費用を支払う。料金は文字製作費が原稿1文字あたり120円×文字数、印字費用が印字単価×印字枚数になる。
同社は「ロボ書体」の提供も同時に開始した。約7000文字が利用できる。価格は年間ライセンスで税抜き4万円。