アイグッズ、業務用小型清掃ロボットが中小企業庁の補助金対象に

業務用小型清掃ロボット「RACLEBO」(左からロボット単体、ステーション付き)
業務用小型清掃ロボット「RACLEBO」(左からロボット単体、ステーション付き)

業務用清掃・配膳ロボット販売のアイグッズ(東京・渋谷区)は8月30日、販売する業務用小型清掃ロボット「RACLEBO(ラクリボ)」が、中小企業庁の「中小企業省力化投資補助金」の対象製品でカタログに登録されたと発表した。

「RACLEBO」は、掃き掃除、水拭き、から拭きの3段階の清掃に対応した、幅42×高さ18.4cmの中型ロボット。飲食店の客席下など、ロボットが引っかかりやすい狭い場所も、コンパクトなため、スムーズに清掃ができる。小型ロボットでは難しい広範囲の清掃にも対応しする。

「中小企業省力化投資補助金」は、中小企業の売り上げ拡大や生産性向上の後押しを目的にロボットなど人手不足解消につながる製品導入を支援する補助金。日本国内で法人登記・事業経営がされている中小企業が申請対象で、人手不足や全従業員の最低賃金の保証、補助金重複がないなど複数の条件を満たす企業に支給する。補助率は最大2分の1、補助金の上限金額は200~1500万円。補助金は「省力化製品カタログ」にある製品を掲載価格以内で導入することが求められている。

「RACLEBO」は「ロボット本体のみ」「ステーション付き」で販売。補助金を利用した場合、本体のみは27.5万円(販売想定価格:55万円、補助上限額:27.5万円、補助率2分の1)、ステーション付きは、55万円(販売想定価格:110万円、補助上限額:55万円、補助率2分の1)で導入できる。