オリオンスターロボ、MFC専用の物流ロボット「CarryBot」発売開始

MFC専用の物流ロボット「CarryBot」
MFC専用の物流ロボット「CarryBot」

オリオンスターロボティクスは9月2日、マイクロフルフィルメントセンター(小型の受注配送センター、MFC)専用の物流ロボット「CarryBot(キャリーボット)」を発表し、日本で発売すると発表した。

は、MFC内のさまざまな素材に対応する多機能輸送アタッチメントを搭載。カメラやイメージセンサーで自己位置の推定と周囲の環境地図の作製を同時に行う技術「VSLAM(ビジュアススラム)+」を採用しており、施設の改修なしでレイアウト変更に対応できる。そのほか、LiDAR、深度カメラ、衝突保護センサー、緊急停止ボタンを備える。

MFCは、都市部や消費者の近くに位置する小型で自動化された倉庫で、ECなどで利用されている。「CarryBot」は、MFCのコンパクトで効率的な物流環境の要求に応える設計を施した。ピッキング、棚入れ、出荷準備などの長距離輸送作業で利用すれば移動時間の削減し、作業者の生産性向上が図れるとしている。