アグリスト、JA全農いわてとピーマン収穫ロボットの実証実験

ピーマン収穫ロボット
ピーマン収穫ロボット

アグリストは9月5日、JA全農いわてと、岩手県内のビニールハウスでピーマン収穫ロボットの実証実験を開始したと発表した。

実証実験では、アグリストがJA全農いわてに収穫ロボットを9月2日~20日の18日間でレンタルし、実際にピーマンの収穫作業をJA全農いわてのビニールハウスで行い、性能や効果を検証する。

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JA全農いわての先進園芸実証農場で稼働するピーマン収穫ロボット

収穫ロボットは、AI(人工知能)と画像認識技術で、収穫適期のピーマンを識別し収穫する。ハウス内の環境に合わせて自動で走行も可能。アグリストでは、人手不足の解消、生産性向上、品質の安定化、労働環境の改善といった効果が期待できるとしている。

今後は、実証実験で得られたデータに基づいて、収穫ロボットの性能向上に取り組む。また、さまざまな種類の作物に対応できるようにロボットの機能を拡張する。