名鉄生活創研、名鉄商店で生成AI搭載ロボットなど活用した接客を実証実験

名鉄商店(イメージ)
名鉄商店(イメージ)

名鉄リテールホールディングス(HD)子会社の名鉄生活創研(名古屋市)は10月1日、運営する商業施設「名鉄商店」で、生成AI(人工知能)を活用する実証実験「生成AI Wonder Market(ワンダーマーケット)」を実施すると発表した。

実証実験では、生成AIを搭載したロボットやアバターなどを利用した「コンシェルジュ」をテスト導入し、店舗で買い物する顧客に「声がけ」「ヒアリング」「説明」「提案」の接客を行う。10月から11月にかけて3段階に分けて実施し、有効性を検証する。

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自律走行型AIサービスロボット

第一弾で、ソフトウエア開発のホープラン東京(東京・中央区)のロボット「自律走行型AIサービスロボット」を設置。商品紹介や声がけ、巡回、写真撮影、SNS案内を行う。名鉄生活創研では、ロボットの呼び込みによる集客効果、コミュニケーションや商品紹介による訪日外国人の購買上昇、従業員の業務代替などの効果を見込む。

今後は第二弾で、生成AIを活用した、顧客のオリジナルコーヒーブレンドの提案と試飲体験、第三弾で生成AIアバターが接客し、生成AIが考案した商品の販売を予定する。