三井不動産、日鉄興和不と、東京・板橋に物流施設併設ドローン実験施設オープン

「板橋ドローンフィールド(DF)」では実験を始め企業連携、人材育成なども手掛ける
「板橋ドローンフィールド(DF)」では実験を始め企業連携、人材育成なども手掛ける

三井不動産は10月2日、日鉄興和不動産と、同日に竣工の物流施設「MFLP・LOGIFRONT東京板橋」(東京・板橋区)に、物流施設併設型のドローン実証実験施設「板橋ドローンフィールド(DF)」(同)を開設したと発表した。

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「板橋DF」の概要

「板橋DF」は、ドローン飛行用フィールドや、実稼働施設を活用した実験場、ドローン事業者への賃貸用R&D区画、会員事業者が交流するコミュニティスペースなどを設置。ドローンを使った物流配送や点検、警備、災害時活用などの研究開発・実証実験の場と、ビジネス共創の会員制コミュニティを提供する。また、スタートアップやアカデミア、公的機関など、さまざま企業や団体との連携体制を構築し、開発技術の社会実装を支援する。

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板橋DFで実施する実証実験の例

敷地内ではAGV(無人搬送車)の連携や設置したドローンポートを利用した点検・配送などの実験などが可能で、ドローンを活用したラストワンマイル配送や災害時の支援物資搬送、インフラ点検など、リアルな社会ニーズに合致した研究・実験の場として利用できる。東京都内で初となるKDDIスマートドローンのドローンスクール「KDDIスマートドローンアカデミー東京板橋校」も併設する。

施設監修・運営は、日本UAS産業振興協議会(JUIDA、東京・文京区)と、ブルーイノベーション(東京・文京区)が担当する。