アイ・ロボティクス（東京・渋谷区）は10月4日、東京ソラマチ（東京・墨田区）と、商業施設の施設維持管理業務で、ドローンやロボットを使った点検調査の実証を行ったと発表した。
実証では、通常の目視や従来の技術では到達が難しかった施設内の狭量部、特に天井裏や狭小空間で、マイクロドローンを使用した詳細な調査を実施。その結果、劣化の有無や配線の敷設状況、鉄筋コンクリートの健全度を短時間で正確に把握できた。また、現場でのリアルタイム映像に加え、三次元データで詳細な分析を行うことで、これまでよりも早期に異常箇所を発見し、迅速な修繕対応が行えた。
同社は、今回の実証結果を受け、さらに多くの商業施設や大型施設に対し、ドローンやロボットを活用した点検調査ソリューションの展開を加速する。
