ジザイ、四足歩行と人型カスタムロボットを企業や研究機関に提供開始

(左から)四足歩行ロボットGo2(Jizaiカスタムモデル)と人型ロボットG1(Jizaiカスタムモデル)
(左から)四足歩行ロボットGo2(Jizaiカスタムモデル)と人型ロボットG1(Jizaiカスタムモデル)

生成AI(人工知能)やロボットを手掛けるJizai(ジザイ、東京・文京区)は10月17日、AI(人工知能)ロボット「四足歩行ロボットGo2(Jizaiカスタムモデル)」と「人型ロボットG1(Jizaiカスタムモデル)」を企業や研究機関に提供を開始したと発表した。

1017jizai2 - ジザイ、四足歩行と人型カスタムロボットを企業や研究機関に提供開始
四足歩行ロボットGo2(Jizaiカスタムモデル)

「Go2」は、歩行や運動のバランス性に優れており、階段や段差など一定の障害物があっても歩行が可能な四足歩行ロボット。立ち上がった状態のサイズは、70×31×40cmで、重量は約15kg、走行速度は毎秒で約3.7m。

1017jizai3 - ジザイ、四足歩行と人型カスタムロボットを企業や研究機関に提供開始
人型ロボットG1(Jizaiカスタムモデル)

人型ロボットの「G1」は身長が約127cm、重量約35kgで、3DLiDARと深度カメラを備えたロボット。安定的な二足歩行に加えて、さまざまなタスクに応用できるという。

ジザイでは、顧客の利用用途に応じたロボットを選別し、ロボットを制御するソフトウエアやAIを自社製に追加や書き換えを行い、顧客の意向に沿った形でのロボットを提供する。

警備・点検などの巡回監視、運搬・配送を始め、移動と対話の機能を生かし、エンターテインメントや小売り、飲食、医療介護などでの利用を見込む。今後は、遠隔のリモートコントロールや自律走行、AIを使った物体検知や対話といった応答機能の拡充も予定する。