サービスロボットを手掛けるDFA Robotics(東京都渋谷区)は7月18日、ISO(国際標準化機構)規格の「ISO/TC299」にエキスパートとして参画したと発表した。
ISO規格は国際標準化機構によって定められた、国際的な標準規格。国際的な取り引きをスムーズに行うために、製品やサービスに対し、国際的に同じ品質、同じレベルのものを提供するための国際的な基準となっている。
ISOのロボットの安全規格を検討する技術委員会「ISO/TC299」のWG7(ワーキンググループ7)では、サービスロボットのマネジメントシステムの基準について議論を行っており、今回、DFA Roboticsから松林大悟・副社長COO、鈴木良祐・執行役員CSOがエキスパート(基準づくりに携わる専門家)として参画した。
同社はこれまで、3250台以上のサービスロボットを、全国2300店舗に導入した実績を持つ。その導入過程で蓄積したノウハウを、サービスロボットの安全基準作りに役立てることで、サービスロボットを利用者が安全に活用できる枠組み作りに貢献するとしている。