FUJI、インドネシアに現地法人を設立、東南アジア市場を開拓

インドネシア現地法人「FIN」の事務所外観
インドネシア現地法人「FIN」の事務所外観

FUJI(フジ、愛知・知立市)は11月25日、グループ会社のFUJI MACHINE ASIA(フジ・マシーン・アジア、FMA、シンガポール)が、インドネシアに現地法人フジ・インドネシア(FIN)を設立したと発表した。

FUJIでは、FINを東南アジア地域全体のサービス基盤を支える重要な拠点に位置付ける。FINを通じて、地政学リスクの高まりやサプライチェーンの多様化を背景とした、東南アジア地域への製造拠点分散の需要に応えるとともに、顧客サポートを充実し、グローバル市場での競争力を強化する。

同社は、経営戦略で、2024年度を初年度とする中期経営計画の基本方針に「既存事業の拡大と収益力強化」を掲げている。今回のインドネシア法人の設立は、その一環。今後も、拠点の拡充をグローバルで進める方針。