ラピュタロボティクス、米IKOが協働ピッキングアシストロボ「ラピュタPA-AMR」導入

IKOで稼働する「ラピュタPA-AMR」
IKOで稼働する「ラピュタPA-AMR」

ラピュタロボティクスは12月19日、米国シカゴオフィスが、ニードルベアリングと直動案内機器メーカーのIKO INTERNATIONAL(アイケーオーインターナショナル、ニュージャージー州)に、協働型ピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR」を納入し、同社が稼働を開始したと発表した。

アイケーオーでは、従業員のライフワークバランスを踏まえた、オペレーションの効率化と生産性向上を目指し、会社経営の全領域でDX(デジタルトランスフォーメーション)を進めており、ロジスティックス分野の作業効率化や生産性向上で「ラピュタPA-AMR」を導入することにした。ロボット導入で、数万点におよぶ取扱品目の管理や誤出荷の削減、ピッキング作業の生産性と正確性の向上を見込む。

一方で、これまでピッキング作業に従事していた倉庫スタッフを、専門的な知識や技術力を要する業務にシフト。その結果、市場でマシンのブレイクダウンなどの緊急補修案件に対し、顧客が必要する製品をいち早く届けることが可能になったという。

同社では今後も、さらなるソリューションの導入を進め、業務全体の最適化と持続的な成長を図って行く計画。