シークセンス、中野セントラルパークサウスで警備ロボットを本格稼働

中野セントラルパークサウスで運用中の「SQ-2」
中野セントラルパークサウスで運用中の「SQ-2」

警備ロボット開発のSEQSENSE(シークセンス、東京・中央)は2月7日、オフィスビル「中野セントラルパークサウス」(東京・中野区)で、自律移動型警備ロボット「SQ-2」の本格稼働を開始したと発表した。

警備ロボットは、1階ロビーで巡回と立哨を行う。スケジュール機能を搭載しており、現場の警備員が、操作用PCから巡回や立哨などの業務実行を任意の日時で設定できる。

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立哨中の様子

施設内の工事やイベントなどでロボットを走行させたくない場合には、事前に該当日のスケジュールをキャンセルすることも可能。操作端末に入力した文章を音声で発話する「音声アナウンス機能」も備えており、巡回や立哨だけでなく、周囲の人への情報発信や注意喚起などで活用できる。

中野セントラルパークは、一般のオフィスビルや商業施設に比べ、オープンな構造で、さまざまな人々が行き交うエリアになっている。シークセンスでは、ロボットで時間帯に合わせたあいさつや施設案内、イベント開催情報などを音声アナウンスで発信することで、来館者の注目を集め、案内をより効果的に行えるとしている。