九工大、UR九州支社と包括協定、人と共存できる家庭用サービスロボットの研究を開始

(左から)谷康範・九工大学長)間瀬昭一・UR九州支社長
(左から)谷康範・九工大学長)間瀬昭一・UR九州支社長

九州工業大学は2月26日、都市再生機構(UR)九州支社と、人材の育成と持続可能なまちづくりで連携協力する包括協定を2月21日に締結したと発表した。

九工大とUR九州支社は、協定を通じて、九工大大学院の生命体工学研究科と工学研究院の家庭用サービスロボットの学術研究とUR賃貸住宅との連携活動を新たな連携プロジェクトで開始する。

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家庭用サービスロボットのデモンストレーションの様子

連携活動では、人と共に暮らすことのできるロボットや住宅について検討するとともに、URの団地や、その周辺地域の住民とロボットとのふれあいイベントも実施する。

九工大とUR九州支社は、2021年7月から、UR賃貸住宅を拠点に、学生の住戸リノベーションコンペなどの連携プロジェクトを行っている。今後も協定を契機に、UR賃貸住宅などを活用し、地域の活性化案の検討や、九工大での人材育成及、持続可能なまちづくりの実現に取り組んでいくとしている。