
GMO AI&ロボティクス商事(GMO AIR、東京・渋谷区)は3月17日、プリファードロボティクス(東京・千代田区)と、GMOインターネットグループのオフィスで、自律搬送ロボット「カチャカ」がコーヒーを提供する実証実験を開始したと発表した。
「カチャカ」は、AI(人工知能)を搭載し、人の指示で家具を動かす自律搬送ロボット。実証実験では、「カチャカ」が、専用シェルフを装着し、その上にコーヒーマシンを搭載して、オフィス内を移動しながらコーヒーを提供する。実証を通じて、コーヒーの提供方法による消費量の変化を測定し、オフィス環境での移動式飲料提供の有用性を検証する。
実証は、「固定式提供(フェーズ1)」と「移動式提供(フェーズ2)」に分けて実施し、それぞれの消費量を比較する。

「固定式提供」は、オフィス内の指定エリアにコーヒーマシンを設置し、利用者が1杯飲むごとに、壁面設置のシートにシールを貼付、実施期間中のシールの総数を記録し、消費量を測定する。

「移動式提供」では、「カチャカ」に専用シェルフを装着し、コーヒーマシンを搭載し、ロボットがオフィス内を巡回し、利用者にコーヒーを提供。利用者は1杯飲むごとに、シートにシールを貼付し、実施期間中のシールの総数を記録して、消費量を測る。
2社は実証実験で、ロボットの移動式コーヒー提供の有効性が確認できた場合、全国のオフィスに展開する計画。さらに、ロボットの機能拡充や、オフィス以外での活用モデルの開発を進める。