
総合ビルサービスの大成(名古屋市)は4月4日、プロバスケットボールリーグ「B.LEAGUE(B1リーグ)」のバスケットボールクラブ「アルバルク東京」が国立代々木競技場第一体育館(東京・渋谷区)で開催するホームゲームで、ユーゴーのアバター警備ロボット「ugo TS(ユーゴーティーエス)」を活用した来場者への案内などの実証実験を4月5日~6日に実施すると発表した。
実証実験では、「ugo TS」が試合会場内で、会場来場者に館内案内や「Re-CUPプロジェクト」の呼びかけ、カップ返却場所のガイドなどを行う。「Re-CUPプロジェクト」は、試合会場で使用済み飲料カップを専用機械で洗浄・回収し、再利用する取り組み。大成とアルバルク東京は、ロボットを使った案内と啓発活動の有効性を検証する。
「ugo TS」は、装備する2本のアームの高さを調整することで、遠隔からさまざまな業務を行える。アームでエレベーターのボタンを操作しフロア移動をすることも可能。また、AI(人工知能)を活用した自律走行機能で、自動巡回を行うこともできる。