キングソフト、オリオンスターのAI受付ロボットと自律走行AI運搬ロボット販売

キングソフト、オリオンスターのAI受付ロボットと自律走行AI運搬ロボット販売

キングソフトはこのほど、中国のAI(人工知能)サービスロボット企業のオリオンスターテクノロジー(北京市)の案内・プロモーション型AI受付ロボット「Lanky Mini(ランキーミニ)」、自律走行型AI運搬ロボット「Carrybot(キャリーボット)」の提供を開始したと発表した。

「Lanky Mini」は、AI機能を搭載した案内・プロモーション型ロボット。AIを使った高度な音声案内機能と直感的なタッチパネル操作を組み合わせることで、迅速で正確な対応を可能にした。また、狭い通路も通過可能なコンパクト設計を採用し、障害物を回避する高度なナビゲーションシステム機能を備えることで、オフィスや商業施設などで運用できるようにした。

一方、「Carrybot」は、倉庫や工場の荷物輸送を支援するAI運搬ロボット。狭い通路や複雑なレイアウトでもスムーズに移動し、的確に荷物を輸送できるため、製造ラインへのジャストインタイム搬送や、ピッキング作業のサポート、入出庫時の在庫移動の自動化などが可能。重労働や単純作業を「Carrybot」が代替することで、従業員が付加価値の高い仕事に集中できる環境の整備や、夜間や休日も稼働させることで、人手不足の解消が見込めるという。

キングソフトはオリオンスターテクノロジーの正規一次代理店で、これまでにも配膳型AIサービスロボット「Lanky Porter(ランキーポーター)」を販売する。同社では、導入前、導入後のきめ細かなコンサルティングサービスを提供し、ロボットの定着化からAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)連携まで、現場活用に沿ったサポートと顧客の課題解決につながるロボットの提案を行っている。