
ドローン関連ソフトウエア事業を展開するCLUE(クルー、東京・港区)は8月19日、ドローン屋根・外装点検ソリューション「DroneRoofer(ドローンルーファー)」が、中国ドローンメーカーのDJIの産業用赤外線ドローン「Matrice 4T」に対応したと発表した。
「Matrice 4T」は、高解像度の赤外線カメラ、112倍のハイブリッドズームを搭載し従来機種「Mavic 3T」よりも性能が向上したモデル。屋根や外壁の雨漏り検査、太陽光パネルの異常検出、外壁タイルの浮きといった微細な劣化診断に対応できる。
CLUEでは、この対応を機に「DroneRoofer」の対象を、太陽光パネルやビル、マンション、学校、病院など、大規模建築物にも拡大。水漏れの検出や太陽光パネルの異常検出、外壁タイルの浮きの調査、壁面から離れた安全な距離からの点検といった用途での利用を見込む。