刈払機開発・販売などのハスクバーナ・ゼノア(埼玉・川越市)は10月31日、ロボット芝刈機「Automower(オートモア)」の6機種が、環境省が実施する二酸化炭素排出抑制対策事業費(2025年度)の補助金で対象製品に採択されたと発表した。
対象機種は「Automower 410XE NERA」「415X」「430X NERA」「450X NERA」「435X AWD NERA」「550 EPOS」の6モデル。広大な施設緑地や公共空間、民間施設などで、芝刈りを自動的に行うロボットで、環境の負荷低減と省人化が図れる。

中でも「550 EPOS」は、ワイヤレス制御に対応し、夜間や人が不在の時間帯でも自動で芝刈り作業を行う。最大1万5000m2の芝生をカバー可能で、住宅地や商業施設でも安心して使用できる静音設計を採用し、排ガスゼロのクリーンな運転ができる。
環境省の「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金」は、脱炭素社会の実現を目的として、CO2排出削減に資する機器導入を支援する補助金。今回の採択で、対象製品を導入する企業や自治体は経済的な支援を受けることが可能となる。
ハスクバーナ・ゼノアは、農林業や造園業、施設緑地管理などの現場で、環境配慮を支援する製品を展開しており、今回の補助金採択を機に、普及促進と環境負荷低減の両立を目指すとしている。








