ニューイノベーションズ(東京・江東区)は11月20日、スターバックスコーヒージャパン(東京・品川区)が、JR新横浜駅の新幹線ホームに11月21日オープンする「スターバックスコーヒーJR新横浜駅新幹線下りホーム11号店」にAI(人工知能)カフェロボット「root C(ルートシー)」を導入したと発表した。
「root C」は、完全無人営業のコーヒースタンドロボット。専用アプリから時間を指定して注文すると、利用者が希望する時間に、ひきたてで入れたてのスペシャルティコーヒーを専用のロッカーから受け取れる。AIを活用したパーソナライズ診断機能「root C MATCH(ルート・シー・マッチ)」を搭載しており、ユーザーのライフスタイルや嗜好(しこう)に合わせたコーヒーを提供する。
スターバックスでは、新横浜駅ホームの店舗で、カフェ運営業務を人とロボットが分担する協働モデルを採用。「root C」は、パネルによるオーダー、決済システム、コーヒー豆をひく工程から抽出と提供準備までの一連の業務を担う。スターバックスのパートナー(従業員)はできあがったコーヒーの提供など接客業務を行う。
今回の導入は「root C」の法人向けソリューションプランの第一号。法人向けプランは、ロボットのきょう体デザインや使用するコーヒー豆の種類を導入する事業者のブランドに合わせてカスタマイズするほか、メニューごとに蒸らし時間や豆量、湯量などを調整し、コーヒー豆のレシピに準じた質が高いコーヒーいれるサービスなどを提供する。








