介護事業などのリールステージ(奈良・奈良市)は2月12日、フィジカルAIやヒューマノイドロボットの研究開発を手がけるEnactic(エナクティック、東京・新宿区)と、人型介護助手ロボットの開発協力で基本合意書(MOU)を締結したと発表した。介護現場で培った実務知見や運営ノウハウを反映し、介護現場で役立つロボットの開発・実用化を目指す。
エナクティックは、配膳・片付け・清掃・物品補充など、介護現場で周辺業務を担う人型介護助手ロボットの開発を進めている。今回の提携では実用的なロボットの実現に向けて、リールステージが介護施設の業務フローや課題の共有、介護職員の視点での実用性フィードバック、実証実験や導入検討などで協力する。
リールステージによると、介護業界が慢性的な人手不足で、職員一人あたりの業務負担は年々増加し、利用者のケアに時間を充てるのではなく、周辺業務に多くの時間が割かれる状況が続いているという。同社は、課題解決に向け、ロボットに周辺業務を担わせることで、介護職員の負担軽減と介護品質向上の実現につなげる。
今後は、リールステージが運営する介護施設での現場ヒアリングや検証を重ね、介護現場に溶け込み、共に働く存在として受け入れられる介護助手ロボットの開発を目指す。








