ラピュタ、手原産業倉庫が大阪の物流センターに3000m2超の「ラピュタASRS」導入

「ラピュタASRS」の導入イメージ
「ラピュタASRS」の導入イメージ

ラピュタロボティクス(東京・江東区)は3月4日、手原産業倉庫(滋賀・野洲市)が大阪市内の物流センター「大正センター」に、設置面積3000m2超の自在型自動倉庫「ラピュタASRS」を導入したと発表した。

「ラピュタASRS」は、独自のブロック構造や免震構造を採用したアンカーレス設計が特長の自動倉庫。ブロック玩具のように導入する現場の内部形状に合わせて自在にレイアウトができる。

手原産業倉庫では将来的な事業拡大を見据え、生産性を高める仕組みづくりに加え、稼働中の物流センターで業務を止めずに自動化を進める必要があった。同社では課題解決に向け、ラピュタの自動倉庫を採用した。

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稼働中倉庫での段階導入イメージ(Phase1~3)。現場オペレーションを継続しながら、エリアごとに自動化を拡張

同社は自動倉庫の導入で、在庫を2階に集約して1階スペースを新たに活用できる基盤を整備し、拠点数を増やさずに将来の出荷量増へ対応する体制を構築した。

合わせて、稼働中の現場でも導入できる「段階設置」の特長を生かし、3段階のフェーズに分けて導入を進めた。レイアウト変更や設備増設に柔軟に対応できる点も活用し、現場負荷を抑えながら拡張性の高い自動化基盤を整えた。

さらに、荷主ごとに分散管理していた商品を集約して一元管理し、在庫管理と出荷業務をスムーズにすることで、倉庫全体の効率を高める。

今井あかり社長は「アンカー工事不要のブロック構造で、現場の形状に合わせて少しずつ導入できるため、日常の出荷業務に影響を与えることなく自動倉庫化を進められた。また、保管効率が最大2.5倍に向上する点も大きな魅力で、限られたフロア面積の中で垂直空間を有効活用し、より多くの在庫を収容できることは物流コスト削減に直結する」と話している。