ソミックトランスフォーメーション、作業支援ロボット「SUPPOT」に新機能 性能を向上

作業支援ロボット「SUPPOT(サポット)」
作業支援ロボット「SUPPOT(サポット)」

ソミックトランスフォーメーション(静岡・浜松市)は4月1日、作業支援ロボット「SUPPOT(サポット)」の新機能を4月8日から提供開始すると発表した。自動運転時の速度向上やルート切り替え機能、表示機能を追加し、現場の搬送効率と運用性を高めた。

「SUPPOT」は、製造、物流、建設の現場向けに展開する作業支援ロボット。高い悪路走破性と搬送能力を備え、不整地や段差、スロープ、屋外建屋間の移動など、従来のAGV(無人搬送車)やAMR(自律移動ロボット)が苦手とする環境でも運用が可能で、自動化や省人化が図れる。

今回、3点のアップグレードを図った。まず、自動運転時の走行速度を従来の時速約1km/hから約3km高めた。次に、ボタン1つで走行ルートの切り替えを可能にした。さらに、走行ルート名やバッテリー残量などを本体に表示する表示機を搭載した。搬送回数が多く、移動距離が長い現場で、現場レイアウト変更や複数ルート運用にも対応しやすくした。

一連の機能は、グループ会社で自動車部品メーカーのソミック石川(東京・墨田区)の自社工場で「SUPPOT」12台の実運用で得た現場の声をもとに開発した。ソミックトランスフォーメーションでは、実証環境を自グループ内に持つ強みを生かし、現場で使いやすい改善につなげたとしている。