京都ヒューマノイドアソシエーション(京都市)は4月28日、純国産ヒューマノイドロボット開発に向けた第一次報告会を実施し、開発第一号の検証機「SEIMEI(セイメイ)」を公開したと発表した。同団体では日本のヒューマノイドロボット産業の再興を掲げており、産業界と学術界を横断する開発体制の構築を進める。
検証ロボット「SEIMEI」は、構成部品から完成品まで全て国産で製作した基礎検証モデル。設計着手から組み立て完了までを約4カ月で進め、短期間での試作・検証を実現したという。

動作生成は、人の動きをそのまま学習に取り入れる手法を採用。動画から抽出した姿勢情報を活用し、ロボットが試行錯誤を通じて動作を獲得することで、多様な動作を実現する。データを効率的に活用しながら、国産ヒューマノイドの実用化につなげる。
今後は、今回の検証機を起点に、データやAI(人工知能)も含め国産で製造し、2種類のヒューマノイドロボット開発を並行して進める。油圧やモーターを活用した高出力の「パワーモデル」と、モーター主体の「俊敏・機能モデル」を計画しており、まずは「パワーモデル」の開発を優先して取り組む。
京都ヒューマノイドアソシエーションは、米国や中国を中心にヒューマノイドロボット開発が急速に進展する一方、日本ではAIやソフトウエアの進化に比べ、ハードウエア領域の国産開発体制や産業としての統合的な取り組みが未整備として、京都で新たな産業連携の枠組みとして設立された。








