セレンディップ・ロボクロス、中国DOBOTと協働ロボット販売代理店契約

セレンディップ・ロボクロス、中国DOBOTと協働ロボット販売代理店契約 製造業の自動化支援強化

協働ロボット販売などのセレンディップ・ロボクロス(愛知県名古屋市)は5月11日、中国の協働ロボットメーカーDOBOT(ドボット)と、日本国内での販売代理店契約を締結したと発表した。DOBOTの協働ロボット「CRAシリーズ」などの販売、レンタル、導入支援を始め、製造業向けの自動化支援体制を強化する。

協働ロボット市場は拡大が続く一方、現場では「どのメーカーのロボットが自社に最適か」という選定の難しさが残るという。こうした中、セレンディップ・ロボクロスは、特定メーカーに依存しないマルチベンダー体制を強みに、顧客のQCD(品質・コスト・納期)の優先度に応じて機種を提案してきた。今回、コスト競争力を持つDOBOTの製品を加えることで、コストパフォーマンスを重視する顧客への提案力向上を図る。

DOBOTの協働ロボット「CRAシリーズ」は、可搬重量3~20キロの全7機種を展開し、繰り返し精度はプラスマイナス0.02ミリ。オプションで非接触検知機能「SafeSkin(セーフスキン)」にも対応する。セレンディップ・ロボクロスは、パレタイズやマシンテンディング向けの用途別セミパッケージも活用し、導入工数や立ち上げ期間の短縮を図る。

同社は、自動化構想の策定からロボットや周辺機器の選定、PoC(概念実証)、実装、導入後の運用改善までを一貫して支援する体制を取っている。名古屋市中区伏見の施設「RX Nagoya Labo(ナゴヤラボ)」では、複数メーカーの実機比較やPoCを通じて導入前検証を行い、現場適合性の高い意思決定を支援している。無料の工場診断も実施し、現場課題の整理から自動化構想の立案にも対応している。

今後は、協働ロボット導入で築く顧客基盤と現場知見を生かし、将来的にはヒューマノイド活用も視野に入れた次世代自動化領域まで提案を広げる。