米エイペックス、独クローネとレムケンの自律走行型農業車両の開発に参加

モビリティと自律走行型アプリケーションの安全認証ソフト開発する米Apex.AI(エイペックス・エーアイ)は8月30日、農業機械と精密農業技術のメーカーの独クローネ、耕うん、播種、植物管理機械を製造する独レムケンと、量産可能な自律走行型農業システムを共同プロジェクトを通じて開発すると発表した。

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自律走行型農業車両「コンバインド・パワーズ」

3社が手掛けるシステムは、クローネとレムケンが開発した自律走行型農業車両「コンバインド・パワーズ」のコンセプト車両をベースに、耕うん、耕作、播種、刈り取り、旋回が可能な自律走行ユニット。クローネとレムケンでは、エイペックス・エーアイのソフトウエア開発キット(SDK)を活用することで、コンセプト車両を試作段階から量産に移行する計画。

「コンバインド・パワーズ」のコンセプト車両は、品質を維持しながら正確な作業が可能。畑で性能を実証しており、量産が可能。3社では、農家の作業時間を削減できると見込んでいる。

エイペックス・エーアイは、ソフトウエア定義型の車両やモビリティを可能にする、安全認証されたベースソフトウエアを開発する企業。本社は米カリフォルニア州パロアルトで、ドイツのベルリン、ミュンヘン、シュトゥットガルト、スウェーデンのヨーテボリ、日本の東京、韓国のパンギョにオフィスを構える。