農業技術スタートアップの輝翠TECH(仙台市)は8月31日、AI(人工知能)ロボット「アダム」向けアタッチメントの開発を開始したと発表した。
開発するのは、運搬や草刈り、農薬散布など、複数の機能を1つに統合した農業向けの機械。現在は、農家は運搬機、草刈り機、速度調整型農薬散布機、肥料散布機など、複数の高価な機械を購入が必要な一方、機械は年に数回やは短いシーズンだけ使用するケースが多く効率が悪い現状があるという。
そこで、輝翠TECHでは、開発するロボットの「アダム」に、こうした作業に対応するアタッチメントを搭載することで、機能を1台の機械で統合し、経済的な方法で製造することで、1台の機械で年間を通じて使用可能できることに加え、コスト効率が高く、手頃な価格で購入できるようにする。