ドローン自動飛行支援アプリ「Geonix(ジオニックス)」

JULC、単独運用対応のドローン自動飛行支援アプリ最新版を提供開始

国土交通省登録講習機関の日本無人航空機免許センター(JULC、東京都千代田区)は12月22日、ドローン自動飛行支援アプリの最新版「Geonix(ジオニックス)2.0」の提供を開始したと発表した。現場での安全性と運用効率向上で機能を刷新し、中国ドローンメーカーのDJIのドローン操縦アプリと併用する従来方式に加え、ジオニックス単独での自動飛行運用にも対応した。

芝生管理自動ロボット「自動三連リールモア」

RobinX、ゴルフ場向け芝生管理自動ロボットをラインオフ

AI(人工知能)ソリューション開発などのRobinX(ロビンクス、東京・港区)は12月18日、ゴルフ場の芝生管理に特化した自動ロボット「自動三連リールモア」の製造を完了し、ラインオフ(生産立ち上げ)したと発表した。芝生管理現場で課題となっている人手不足を補い、作業負荷を軽減し、芝生維持管理の24時間無人化運用を実現する。

ニューイノベーションズ、モスフードとAI・ロボティクス活用の次世代店舗オペレーション開発で提携

ニューイノベーションズ、モスフードとAI・ロボティクス技術の店舗活用で提携

AI(人工知能)やロボティクス技術を活用した省力・自動化事業のニューイノベーションズ(東京・江東区)は12月18日、モスバーガーを展開するモスフードサービスと、AIを活用した次世代型店舗の開発でパートナーシップを締結したと発表した。生成AIやロボティクスの導入を通じて、国内で約1300のモスバーガー店舗のオペレーション高度化を目指す。

デリシア軽井沢店からライジングフィールド軽井沢に飛行するACSLのドローン「PF4」

セイノーHDなど6社、軽井沢で渋滞・防災などの課題解でドローン物流の実証実験

セイノーホールディングス(HD)は12月18日、アルピコホールディングス(HD)(長野・松本市)、デリシア(同)、ココネット(東京・中央区)、エアロネクスト(東京・渋谷区)、ネクストデリバリー(山梨・小菅村)と、物流ドローンを活用した実証実験を長野県軽井沢町で12月16日に実施したと発表した。実証を通じて、軽井沢町の観光シーズンに深刻化する交通渋滞への対応や、少子高齢化に伴う買い物困難、防災力の強化といった地域課題の解決につなげる。

(左から)山下航太・NTTモビリティ社長と永宮直彦・副社長(提供:NTTモビリティ)

NTT、公共交通向け自動運転の新会社「NTTモビリティ」設立 2030年代に1000台運行へ

NTTは12月17日、自動運転サービス導入支援の新会社「NTTモビリティ」を設立したと発表した。路線バスやオンデマンドバス、ロボットタクシーの公共交通に特化し、自動運転の導入・運用コストを抑えたシステムを提供する。2030年代に全国で1000台以上の車両を運行し、数百億円規模の売上高を目指す。

「Roboware(ロボウェア)」のショールーム(東京都大田区)

ガウシー、AMRラインナップを拡充 実機比較のショールーム体験会も開始

Gaussy(ガウシー、東京・港区)は12月17日、倉庫ロボットサービス「Roboware(ロボウェア)」にAMR(自律移動ロボット)のラインアップを拡充したと発表した。物流・製造現場の多様な搬送自動化ニーズに対応する。また、全機種を実機で比較できる常設ショールームでの体験会を開始した。

関西フローズンがマイナス25度の冷凍倉庫に導入したAGV

関西フローズン、マイナス25度の冷凍倉庫の作業効率化と安全性改善でAGV導入

江崎グリコ完全子会社の関西フローズン(京都・八幡市)は12月16日、広島支店(広島市)の新築移転に合わせ、マイナス25度の冷凍倉庫に対応したAGV(無人搬送車)を導入したと発表した。冷凍環境下での重量台車搬送を自動化し、作業効率向上と社員の負荷軽減、安全性向上を図る。

実証で使用する多機能搬送ロボット

FUJI、カインズ次世代型店舗で多機能・複数業務対応の搬送ロボットを実証運用

ロボットメーカーのFUJI(愛知・知立市)は12月15日、ホームセンター大手のカインズ(埼玉・本庄市)が12月11日にオープンした無人案内やスマートフォン決済などを導入した次世代型の店舗「カインズ吉川美南店」(埼玉・吉川市)で、多機能搬送ロボットの24時間無人運転の実証運用を開始したと発表した。1台のロボットが時間帯ごとに複数業務を担うことで、小売店舗の省人化と業務効率化の可能性を検証する。