ugo、VCや施設メンテナンス会社など9社から8.5億円を資金調達

ugo(ユーゴー)は1月31日、NTTドコモ・ベンチャーズ、三菱UFJキャピタル、未来創造キャピタルなど9社から第三者割当増資で、8.5億円の資金調達を実施したと発表した。

NTTドコモ・ベンチャーズ、MLCベンチャーズ(三菱倉庫CVC)、星光ビル管理、TMES、中西製作所、ハリマビステム、みずほキャピタル、三菱UFJキャピタル、未来創造キャピタルが出資した。調達した資金は、業務DX(デジタルトランスフォーメーション)ソリューション開発と組織体制の強化で使用する。今回の出資で、ユーゴーは累計で約16.5億円の資金を調達した。

また、同社は今回の資金調達と合わせ、ハリマビステム、星光ビル管理、TMES、みずほリースとの業務提携も発表した。

施設メンテナンスの分野で数多くの実績を持つハリマビステム、星光ビル管理、TMESと、施設メンテナンス業務でロボット、AI(人工知能)、IoTで高度化する取り組みを行う。みずほリースとは、ユーゴーのRaaS(ロボット・アズ・ア・サービス)モデルのサービス拡販で連携する。

ユーゴーは警備業務や点検業務など、労働力不足が深刻化する業種に対し、ロボットを活用した業務DXソリューションを提供。オフィスビルやデータセンター、発電所などで採用されている。

これまでは、立哨・巡回やレポート作成を中心とした警備DXソリューションと、メーター読み取りや環境センサーを組み込んだ点検DXソリューションを主軸に展開してきたが、今回の業務提携を機に、ロボット導入と業務DXソリューション展開を加速する。