ロボット開発スタートアップのTriOrb(トライオーブ、福岡・北九州市)は6月21日、福岡銀行と日本政策金融公庫から協調融資で7000万円の資金調達を実施したと発表した。今回の融資で同社はシードラウンドで総額1.1億円を調達した。
調達した資金は研究開発費と人件費にあてる。トライオーブは、2023年2月に創業。全方向移動ロボット「TriOrb BASE」を使った製造現場のロボット導入や、建築現場での資材搬送システムの実装などを展開している。
また、実施した資金を基に、2023年秋から冬にかけ自律移動ソフトウエア群のリリースと、2024年度中に協調移動ソフトウエア群のリリースを目指して開発を進める。