MAX工業、北九州市で地元測量会社とICT施工で国産ドローンを導入

「SOTEN(蒼天)」を使ったICT施工の様子

MAX工業(福岡県北九州市)は7月26日、吉浦海運(福岡県北九州市)、大建測量エンジニア(福岡県北九州市)と、北九州市でACSLの国産ドローン「SOTEN(蒼天)」を使用したICT施工を実施したと発表した。

今回、3社は、極めて重要な位置情報等を含むデータを扱う測量業務にはセキュリティが担保された国産ドローンを導入するべきとの意見で一致。ACSLの「SOTEN」の利用を決めた。

実際の作業では、起工測量からで出来型計測までの全てを「SOTEN」で実施し、成果品の納品も問題なく完了。発注者の北九州市からも一部評価を得て今後の業務に安定的に導入できることを確かめた。

大建測量エンジニアでは「風が強い日もあったが、安定感がありその飛行性能には改めて驚かされた。数年前から小型の中国製ドローンを使用していたが飛行性能は『SOTEN」の方が優っており、データを暗号化ができるため顧客にも安心してもらえる。今後は率先して測量業務に国産ドローンを導入していく」(椛嶋寿彦社長)とコメントしている。