ドローンスクールを運営するスペースワン(福島・郡山市)は9月28日、前澤工業(埼玉・川口市)、前澤エンジニアリングサービス(埼玉・川口市)と、水中ドローンを使った浄水場設備の点検サービスを開始すると発表した。
浄水設備の水中ドローン点検は、これまで対象箇所の水を抜き、作業員が立ち入り目視調査や潜水士による調査だった作業を水中ドローンで、水を抜かずに点検する。そのため、設備停止の時間が短く、人も立ち入らない点検となり安全で効率的に点検を実施できるという。
サービスは、前澤工業と前澤エンジニアリングサービスが水道設備機器の点検や施工、浄水処理提案など行える専門企業、スペースワンが水中ドローンの撮影と点検が行える専門企業として連携し、約2年をかけて検証や試行を繰り返し、一定の基準をクリアして事業開始のメドが立ったため開始することにした。